今日もキングプロテアの写真です。
開花後の花の変化と冬囲いについて書きます。


1日1日と変化するキングプロテアです。この変化する様子を見ているのも楽しい植物です。



横から見ています。花が重いので支えをしています。このキングプロテアは2021年7月23日に撮影しました。

苗を買った時の名札によると、
キングプロテア・リトルプリンス
南アフリカ共和国の国花。
原産は、南アフリカ共和国。私が育てている苗はオーストラリア産です。

買った時は3つツボミが付いて3,500円~4,000円くらいでした。
買ったのは2016年ごろです。


私のつたない知識になりますが、
肥料は要らない。
今のところ害虫や病気がない。
水やりは葉が下に垂れたら。
風通しの良い場所、日当りの良い場所、水はけの良い土を好みます。


これは花の美しい時期が過ぎたキングプロテアです。


7月31日に撮影。

去年までこの白い物と細い物がオシベかな?メシベかな?と思っていました。
ネットで調べていたらどこかの販売店のページに「白い花の集まり」と書いてあったので新しい知識が加わりました。
このままにしておくと全体が黒くなるので切っても大丈夫です。


これは8月2日のキングプロテアです。


この花の右に見える棒のような枝は花を切った跡です。ここからは花芽は出ませんが枝の下のほうから新しい芽が出て来て成長しながら花芽になります。

次の写真は8月7日のキングプロテアです。

このような姿になりました。


このまま黒くなっていきます。

それで、8月9日の写真はキングプロテアの新しい芽です。

下の方からこのような細い枝が出て来ます。先に見える赤い芽は何回か葉になって最後に花芽になります。
このような芽が6本出ています。

冬囲いについて
東京は原産地の環境に近いので冬は問題なく越せます。雪が降っても平気でした。
でも、冬囲いをする、と言う理由について書きますとこれは長くなります。

冬囲いをしなかった場合
ほとんど問題なくツボミのまま冬を越せます。6月の梅雨時期に開花。

冬囲いをした場合
冬の間も成長を続けてツボミが大きく育ちます。5月のGWあたりに開花。大きくてゴージャスな花が咲きます。

結論は、冬囲いをした方が良い。(今までの経験から)


もう少し詳しく観察したお話しを書きます
キングプロテアは寒いと成長を「止める」か「休む」か「のんびり」になるみたいです。
だから冬囲いをしてあげると成長も続いて大きなツボミに育つわけです。

次に、今年は冬囲いをしませんでした、というお話し
単なる私の気まぐれです。いつも冬囲いは夫がしてくれます。去年の12月も夫が冬囲いをしてくれると言ってくれました。だけど枯れないと思っていたので冬囲いを断りました。

その結果はどうなったのか?と言うと
小さなツボミも大きなツボミも成長を止めてしまい春が来ても開花しませんでした。これは初めてのこと。

次にどうなったの?と言うと
新しい花芽が出来てアッと言う間に開花しました。そして別の花芽が出て来て7月に開花しました。どちらも初めての事です。もの凄いスピードで育って咲いたから今年の花はとても小さいのです。

結論を言うと、ゴージャスな花が見たかったら冬囲いした方が良いことと、思っていた以上に強い植物だとわかったこと!
と書いているのだけど、たまたまなのかも知れないのです。庭のキングプロテアは真夏以降の花を見た事がありません。もしかすると環境が合えば何回も咲くのは普通なのかも知れません。

冬囲いの仕方について
これは夫がしてくれたやり方です。キングプロテアの周りに棒を立てて、ビニール袋(家庭用ゴミ袋)をすっぽりと被せて出来上がりです。地面まで覆う必要はありません。冬の間、手を入れてみたらほんわりと温かかったです。



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