庭の雪柳です。

冬の雪柳は針金のような枝に白い物が揺れていて、何かと見ると小さな白い花が咲いているのです。




こうして見ると可憐で良い花ですがとにかく小さいのです。

春に桜と一緒に咲く雪柳の花は春らしくて好きです。

でも、何もない季節に咲くこの小さな花も好きです。




昨日は夫と二人で庭仕事をしました。

昨日でなくても良かったのですが、夜の夜中に気になって、そうだ今のうちに庭仕事だわ!

朝になって夫に頼んで庭木の剪定をしました。




昨日は風もなくお日様も出て良い一日で少し汗をかきました。

庭木の手入れはひとりだと一日かかっても終わらない。

だけど夫に手伝ってもらって、すっきりさっぱりとして良い庭になりました。

これで花苗をたくさん植えられます。



さて、肺がんになりまして。

息切れの話し。


私の肺は25%切りましたからその分だけ小さくなりました。

以前は100%で呼吸していたのが今は75%の肺で呼吸しなくてはなりません。


それなのに私の脳は以前のつもりみたいです。

階段の上り下りをして普通に廊下を歩いて立ち止まった時のそりゃぁまぁ〜生きが切れること、息苦しいこと。

はぁはぁ、ぜいぜい、と息をしていると夫がどうした?と言います。

いやぁ〜いつものつもりで動くと息苦しい、と私。

夫に、肺が小さくなったのだから、と言われても、それは分かっているのだけど、私の脳みそは分かっていないみたいで全く手加減しない。

以前のつもりで、あれもこれも、と動いてしまった後で、息切れしている自分に「ぁあ、自分は肺が小さくなったのだった」と思い出すのです。


術後3ヶ月の診察で、もう半年もすると以前のように戻りますよ、と言われました。

これは個人差があるのだろうなぁ。

だけど病院から貰ったプリントにも同じことが書いてありました。

きっと、だいたいはこんな感じなのでしょうねぇ。


私が困っていた咳もプリントに、3ヶ月くらいすると楽になる、と書いてありましたが、確かに夫が「最近、咳がでなくなったみたい?」と言います。

夜中に私の咳が聞こえないと「生きているのか心配になる」のだそうです。

新型コロナでしばらく部屋を別にしていたので聞こえなかったのかも知れませんねぇ。


病院から貰ったプリントは1冊の薄い本です。

その中に肺癌のこと、術前、手術、術後の生活など書いてあります。

これを読んでいると大まかに自分の今が分かるし、自分の今後が想像できてきます。

有り難いことですよねぇ。

肺癌は不安なことばかりなのに、これを何度も読んでいると不安な気持ちも消えていきます。


さて、肺癌になりまして。

良くも悪くも人生は面白いものだと思いますね。