パンジー3番目の花。 [癌になりまして]
今年植えたパンジーの3番目の花が咲いています。
今日は暖かいですよぉ。
年が明けたら別の花苗も植えたいですねぇ。
さて、癌になりまして。
ひとつ前のページで「死」を感じたと書きました。
それは自分が癌で死ぬのかなぁ〜?と持ったのではなく、「死」を身近に感じたことを言っているのです。
普段はあまり意識しない「死」について、「死」は誰にでも訪れるもの。
分かっているようで分かっていない不思議な感覚です。
自分が肺がん検査で影があると知ってから、あれよあれよと検査を受け、手術することになって、ずっと「自分はなんて運が良いのだろう」と口癖のように言っていました。
もちろん癌にならない方が良いのですよ。
でも癌になってしまったのだから仕方がない。
最短で検査を受け、最短で入院して手術を受けました。
その流れは私が望んだのではなく周りがそうしてくれたのです。
そういった環境も「運が良い」と思った理由です。
漠然と思っていた「死」について。
ぁあ、人はいつでも死ぬんだ。
事故かもしれない。病気かもしれない。
老いて寿命がきて死んでいく。
それは65歳の私には遠いものではないんだぁ。
そんな心の流れの中で、もしも今後5年間のどこかで死んでしまうときが来るかもしれない。
あぁ、もっと大事に毎日を生きよう。
コロナ禍の我慢していた生活の影響もあって、行きたかったところへ行こう。
これからはもっと遣りたかったことをやろう。
と、そう思ったのです。
最近はその考え方が少し変化してきています。
落ち着いてくると、「それほど旅行へ行きたいわけじゃない」と思えてきたし。
私の「遣りたいことって何だろう」と思うようになりました。
あぁ、そうだ。
誰かの役に立つようなことをしたい。
今までは家族のために役立ってきたと思います。
私はずっと気にかけていたことがあって、最近はそのために役立つことをしたいと思うようになっています。
その気持ちはまだ熟していないので時間を掛けて準備することになります。きっと静かに穏やかに。
そんなことを思うと70歳で死ねません。
癌になりまして、
「死」を意識して「生きる」を再認識した経験となりました。
ぁあ、人生は面白い。
愛する人達を大事にしよう。
限りある時間を大切にして自分らしく生きよう。
この続きはまだあるのです。
【広告】
庭のパンジー。同じ花しか咲いていない庭。 [癌になりまして]
最近の庭は同じ花しか咲いていないので、またパンジーの花の写真を載せます。
何度見ても同じ花なのに、花は心を和ませてくれます。
不思議な力があるのですよ、きっと。
さて、癌になりまして。
今日は私の内面にあるものを書きます。
暗い内容になりそうなのでサラッと軽く書けたら良いなぁ、と。
私が自分の「死」を感じたのは肺に影があると言われたときです。
肺がんの検査ですから「癌」以外にありませんよねぇ。
「死」を感じたのはその時です。
「自分は死ぬのかな?」と疑いを持ったのではなく、「死」を感じたのです。
だから怖いイメージはありませんでした。
と、同時に「自分は運がいい」とも思いましたねぇ。
その「運がいい」と言う理由は、
この時点では早期発見だろうということ。
次に、自分はまだ65歳でその気になれば何か出来る!と思ったこと。
と、軽く書いたつもりです。
日が経つにつれ入院する病院が決まった頃には知識が増えていましたからねぇ。
「死」と「運がいい」はどんどん密接になって強気と弱気がミックスして、まるで31のマーブルアイスみたいな(ハロウィンバージョン)状態でしたかねぇ。
この続きはあります。
【広告】
11月のローズマリー。 [癌になりまして]
また庭のローズマリーです。
写真は11月に撮ったので11月のローズマリーです。
ローズマリーの周りの葉は雪柳です。切るべきかと悩んでいるうちに大きく育ってしまったのです。
さて、癌になりまして。
術後の検査で肝臓に影がみつかりまして、その検査の結果が出ました。
はい、結果は悪いものではありません。
治療しなくても良いもので薬も出ません。
とのことで、良かったですよぉぉぉぉ。
次回はレントゲンと肺機能の検査を受けます。
嬉しいことに血液検査がないのですよぉ。
これも良かったぁぁぁ。
血管が出にくい人ならピンとくるでしょうけれど。
注射大嫌いな私なので血液検査がないのは嬉しいです。
【広告】
パンジーの花。 [癌になりまして]
蕾だったパンジーの花が咲きました。
この場所はあまり日当たりが良くないのですよ。
1月、2月は全く日が当たりません。
近頃のパンジーは冬に強いから大丈夫。
さて、癌になりまして。
今日は入院費について書きます。
でも、個人的な内容もあるし、個人的な事情もあるので、書けるところまでです。
はい。
簡単に書いてしまうと、「限度額適用認定証」を事前に準備したので助かりました。
これは健康保険(私は国民健康保険)の制度です。
私が書けるのはここまで。
以前、このブログで書いて削除してしまいましたが、
私の時は区役所の窓口で申請をしたらすぐに認定証をもらえました。
受付の方が「どうされましたか?」と聞くので「肺がんで手術を受けます。」と答えると笑顔で「頑張って下さい。」と言われました。
民間の保険会社の商品ではありません。
【広告】
庭のキングプロテア。蕾です。 [癌になりまして]
庭のキングプロテアです。上から見ると丸く見えますが、
横から見ると細長い蕾です。
表面を見ると細かい毛のようなものが。これは知らなかったわぁ。
11月20日に撮影。
さて、癌になりまして。
ある日のこと
いつもより暖かい夜でした。
お風呂から出てパジャマ姿でいたから体が冷えたのか。
テレビを見ながらPCをいじっていると背中がだんだんと痛くなってきました。
何か気になることをしていると痛みも忘れる。
痛いけれど気にならない。我慢できる程度の痛さ。
それが、お布団に入って横になったら呼吸をするたびに痛みます。
どのあたりか痛いかというと右胸よりも少し下。それも背中。
呼吸をするたびに痛みます。
吸っても痛い、吐いても痛い。
これは困った。
夫に使い捨てカイロを背中に貼ってもらい痛み止めを飲んで腹式呼吸をしました。
初めての痛みでした。
痛い。痛い。
それでおまじない。
痛くない。
痛くない。
ちちんぷいぷい、痛いの痛いの飛んでけーーー
なんて言いませんでしたよ。
でも懐かしいなぁと思いながらいつの間にか眠っていました。
コメントをありがとうございます。
心身ともに落ち着いてきましたので過去に戴いたコメントにお返事をさせて戴いております。
ゆっくりですのでお待ち戴くこともありますが思い出した時にでも読んで戴ければと思います。
【広告】
タグ:キングプロテアの蕾
パンジーの蕾。 [癌になりまして]
庭のパンジーです。
これはまだ蕾です。
黄色いパンジーと同じ日に写真を撮りました。
写真はたくさんあるのに整理が追いつかず更新が遅れています。
さて、癌になりまして。
私の癌体験は終わりません。
どころか始まったばかり。
今後はあまり書くことがないかなぁ、と思っていたら書くことがありました。
さて、ある日の出来事です。
お世話になっている保険会社から電話がありまして、
私はてっきり今回の入院で申請した手続きのことと思って話しをしていると、
どうも話しが噛み合わない。
途中でこれは勧誘の電話だと気がついて話しをしていくと、
今契約している保険が満期になるので次の保険を申し込んでほしいと言うのです。
今契約している保険内容は、掛け金が一番安くて保証も少ない、というものです。
そもそも自分がお世話になると思っていなかったからねぇ。
同じ頃に夫も加入して何事もなく契約満期で終わりましたから自分も同じと思っていました。
そんなわけで満期になったら次の保険は入らない。
それで、
次の保険は加入するつもりはないと話しをすると「理由は?」と聞かれました。
ちゃんと理由を話したのだけど、今度は家まで来ると言うので体調が悪いので断ると、今度は資料を送ると言うのです。
それを断ると、次は長年ご利用になったお礼の粗品を渡したいというのです。
たぶんポケットティッシュでしょう?
何にせよ満期になったらやめます、と答えると自動継続にすると言うのです。
そんな悪質な保険会社ってありますかぁ?
これはクレームですよぉ。
さっそくネットで保険会社にクレームを書いてやろうと探していると、
あら、勧めてくれた次の保険も良さそうですよ。
それでシミュレーションしてみたら「一年以内に入院した人は入れません」とのことでした。
コメントをありがとうございます。
心身ともに落ち着いてきましたので過去に戴いたコメントにお返事をさせて戴いております。
ゆっくりですのでお待ち戴くこともありますが思い出した時にでも読んで戴ければと思います。
【広告】
タグ:パンジーの蕾
今も咲くボケの赤い花。 [癌になりまして]
庭のボケです。
猛暑の夏以外は冬でも咲いているような花です。
庭は花が少ないので赤い花が咲いているとホッとします。
さて、癌になりまして。
いよいよ書くことがなくなってきました。
ということは良いことで術後の生活も順調ということです。
昨日は庭木の剪定を行い今朝から肩甲骨のあたりが痛みます。
薬を飲んだほうが良さそうですが担当医の話しでは「薬は副作用があるので減らしていきましょう」と。
薬というのは痛み止めです。
どうしても辛かったら飲みましょう。
でも段々と痛みがどんなものか理解してきたのでこの痛みは心配はなさそうです。
病院のプリントに「温めたほうが薬よりも効果があることも」と書いてありますしねぇ。
胸と背中にカイロを貼っています。
病院からもらったプリントはとても役立ちます。
肺がんについて、肺がんの手術について、術後の生活について、と細々と書かれていて参考になります。
これは自分がどんな状態なのか理解できて安心します。
今後は血液検査とレントゲン検査で状態を診ていくそうで、何もなければ回数が減って、今後5年間、また10年間続くようです。
ステージⅠの肺がん患者の5年後の生存率もプリントのどこかに書いてありましたが5年は長いですからねぇ。
他の病気や事故で死ぬことだってあります。
だから、気にしない。
ということで、ずん♪の癌になりまして。
このあたりで終わりとします。
今後なにか変化がありましたら書くつもりです。
今までコメントをありがとうございました。
「なんで自分が癌に?」と思ったことはありませんが、コメントを読んで勇気をたくさん戴きました。
みなさん、本当だったら書きたくなかったことかもしれません。
それを私のためにコメントを書いて下さいました。
本当にありがたいことです。
本当にありがとうございました。
【広告】
昨日植えたパンジー。 [癌になりまして]
今日の写真は昨日庭に植えたパンジーです。
生協で注文したので色の指定はできません。3色で1セット売りですね。
色が見えた蕾。これは黄色のパンジーですよねぇ。
さて、癌になりまして。
肺を25%切ったので以前とは違って息切れがします。
どんな時かと言うと、術前の普通の生活のペースで動いたときですかねぇ。
ずっと苦しいのではなく、せっかちに歩いたときや家事を普通にこなしたときとか、階段を登ったときとか、以前は普通に出来たなんてことのない動きで息が切れています。
病院からもらったプリントを読むと、ゆっくり動きましょう、と書いてあります。
その他は特に気にしなくても良いようです。
あと、とにかく歩きましょう!と書いてありますねぇ。
歩いて体力をつけましょう!
【広告】
赤いケイトウの花。花の中に種がいっぱい。 [癌になりまして]
庭のケイトウです。
今年はピンク色の花ばかりと思っていたら赤いケイトウの花もあったのです。
赤い毛糸が何本も絡んでいるように見えます。
マクロレンズで見ています。タネが見えますよ。
このタネがこぼれて赤い花がたくさん咲くと良いですねぇ。
念のため赤い花とピンクの花の違いを確認してみました。
これがピンク色のケイトウです。ピンク色ですねぇ。
こちらは赤いケイトウの花。
毎日見ていると赤もピンクも同じに見えてきます。
さて、癌になりまして。
今日は入院中の体験を書きます。怖い話しではありませんよぉ。
あれは体の管を全部はずしてもらった日、そうそう、ストレスがいっぺんに消えて食欲も戻っていました。
入院中はiPadと娘から借りた本を持ち込んでいたのでそこに病院テレビも加えて結構飽きずにいました。
でも手術をしたのですから体は普通ではありませんよねぇ。
テレビやiPadを観ても面白くない。
本を読んでも文字が浮いているようで内容が入ってこない。
それでも本を読んでいると、目の右端で看護師さんがカーテンの内側で動いて見えるのです。
もちろん誰もいないのですよ。そちらを見るとカーテンしか見えません。
その時は他の患者さんと看護師さんの会話する声は聞こえました。
また左端ではテレビの画面が何やら写しているように見えるのです。
実際には左端はテレビなどない壁です。
その事は看護師さんに話しました。
翌日もそんな事が続きましたが夜までには消えていました。
【広告】
最近のキング・プロテア [癌になりまして]
庭のキングプロテアです。
蕾はまだまだ小さいです。
横から見ると花びらに見える赤い葉っぱの数が増えています。
この数が多いほど大輪になります。
これは3番目に出てきた新芽です。
蕾になるか葉っぱになるか今は分かりません。
これからの寒い季節を無事に越えられるか、寒さに負けて黒くなって成長を止めることもあります。
ほとんど世話要らずの植物でしたがここ数年の季節の変化に戸惑っているようです。今年は初めて虫が付きました。
2番目の蕾を住処にしてしまった虫です。ずっと目立った害虫もいない、と思っていました。
さて、癌になりまして。
3日ほど前に趣味の庭仕事を再開しました。
10月に夫が芝刈りをしてくれたので足元はすっきりとしています。
これからは真夏のあいだに手入れが出来なかったハーブと庭木の剪定をします。
一応、頭の中では5カ年計画があるので徐々に手入れの要らない庭に変えていきます。
コメントをありがとうございます。
日々思うことが沢山あるのに言葉にするのは難しいですね。
【広告】